最近退職代行サービスを利用する人が増えています。
なぜ3万円や5万円ものお金を払って、わざわざ頼むのでしょうか?
ブラック企業で10年間働いていた私が、そんな疑問に答えます。
- なぜ退職代行は人気なのか?
- 退職代行サービスを利用する人の理由
- 失敗しない退職代行の選び方
- 退職代行の利用方法
- 退職代行のメリット・デメリット
退職代行とは、辞めたくてもなかなか辞めらない
そんな苦しんでいる人を助けるためのサービスです。
この記事を書いている私はブラック企業で10年以上働いていました。
パワハラされる方も、する方も経験
残業は毎月100時間以上。
毎日軽いうつ状態。
体を壊して辞めました。
今はフリーターですが、ストレスはゼロです。
なぜ退職代行は人気なのか?
- 上司に言っても無理
- 即日退職できる
- お金で解決できる
めんどくさいことになるし,退職代行で即日退職したほうが簡単。
退職代行サービスを利用する人の理由(わけ)
- 今すぐ辞めたい
- 辞めにくい会社の環境
- 会社の引き止めめ工作
- もう上司の顔を見たくない
- 自分から退職を言い出せない
- 人手不足で辞められない
- パワハラを受けている
- 有給休暇も消化したい
- 会社に行かずに退職したい
- 自分に連絡が来ないようにしてほしい
今すぐ辞めたい
1番の理由は「もう会社に行きたくない」
退職代行を使えば即日退職も可能です。
辞めにくい会社の環境
日本の会社というには本当に辞めにくいです。
昭和の体質というか変な一体感がありますね。
たとえ前向きな退職であっても、祝福してくれる会社はありません。
やめる人間にはみんな態度が冷たいです。
会社の引き止めめ工作
直属の上司などは、あなたに辞められると人手不足になり仕事が遅れ、結果的に自分が上司に怒られる。
その為何とか引き留めようとします。
あなたの能力を認めているわけではありません。
引き留められて会社に残っても、まったく意味なし。
「いつ辞めるかわからない奴」というレッテルを張られます。
もう上司の顔を見たくない
仮に退職が認められたとしても、辞めるまでの間上司からパワハラを受けるかもしれません。
まわりの社員からも、冷たい態度を取られるでしょう。
自分から退職を言い出せない
なかなか自分の口からは言い出すことができずに、ズルズルと時間ばかりが過ぎてしまう。
第三者に代わりに言ってもらいたい。
人手不足で辞められない
常に人手不足の会社の場合、辞めたくても辞められない。
同僚に申し訳なく思ってしまう。
もし同僚が辞めてしまった場合、さらに辞めれなくなる。
パワハラを受けている
パワハラやセクハラを受けているなど、会社や上司に問題がある場合は、自分一人で解決するのはほぼ不可能です。
そのような場合は迷わず退職代行を頼んでください。
有給休暇も消化したい
有給の消化は自分で言ってもたぶん無理だ。
うやむやにされそうな気がする。
会社に行かずに退職したい
とにかくもう会社には一日も行きたくない。
気持ち的に追い込まれてしまっている場合は、
もう会社に行かずに退職代行に相談するべし。
自分に連絡が来ないようにしてほしい
会社の人間、特に上司とはもう話したくない。
辞めた会社の人間とは関わりたくないですよね。
退職代行を利用すれば、
会社からの電話に出る必要はありません。
>>退職代行サービスJobs(ジョブズ)
【口コミ】【評判】を解説
失敗しない退職代行の選び方
- 退職代行とは
- 退職代行の種類
- 退職代行の利用方法
退職代行とは
退職代行サービスとはズバリ、あなたに代わって会社に「辞めます」と言ってくれるサービスです。
最短で次の日から会社に行かなくてすみます。
退職代行の種類
退職代行サービスにはいくつかの種類があります
- 一般的な退職代行サービス
(株式会社が運営) - 労働組合が運営
- 弁護士事務所が運営
民間の退職代行(株式会社)
ほとんどの退職代行サービスは、株式会社などの一般企業が運営しています。
弁護士に監修や指導を受けている業者も多いです
良い点
料金はだいたい3万円以下のところが多いです。
24時間365日対応などサービスが充実しています。
転職サービスなどにも力を入れているところが多い。
悪い点
民間の退職代行ができるのは伝言だけです。
会社に電話して「本人の意思」
を会社に伝えるだけ。
それ以外の交渉はできない。
非弁行為となり違法です。
民間の退職代行を頼んだ方がいい人
- 「自分で言うのがめんどくさい」位のレベルの人。
- 自分からはなかなか退職を言い出せない人。
- 強く退職を引き留められて困っている人。
- 会社とトラブルになったわけではないが転職したい人。
- 引き継ぎするのががめんどうな人。
退職代行の利用すれば、即日退職もできます。
その場合には引き継ぎをする必要もなし
おすすめしない人
何か問題がある人。
未払いの残業代があったり、有給を消化したいとか、何か会社との交渉が必要な場合は民間の退職代行ではどうすることもできません。
労働組合か弁護士に相談しましょう。
労働組合が運営
労働組合が運営している退職代行サービスです。
料金は民間の退職代行と変わらない。
労働組合には団体交渉権があり会社と交渉できます。
依頼人が一時的に組合員となることで団体交渉が可能。
未払い金や有休消化にも対応してくれます。
退職が完了すれば組合からは抜けます。
弁護士事務所が運営
弁護士が直接会社と交渉してくれます。
法律的な問題にもすべて対応してくれます。
料金が高い。
弁護士法人に頼んだ方がいい人
会社との交渉が必要な場合。
「未払いの残業代がある」「有休を消化したい」など
パワハラなど法的な問題を抱えている人。
民間の退職代行サービスでも、弁護士が監修や指導という形で前面に出ている場合が多いです。
ただし実際に業務を行うのは、退職代行のスタッフで弁護士は直接交渉することはできません。
非弁行為となり違法になります。
民間の退職代行ができるのは伝言だけです。
弁護士事務所が運営している退職代行でなければ弁護士が直接交渉することはできません。
法的な問題を解決できるのは、弁護士の運営する退職代行サービスだけです。
退職のお悩みを法律相談のプロに任せて解決!退職代行の利用方法
ほとんどの退職代行サービスはこの手順です
- LINEやメールで相談
- 料金の支払い
- 打ち合わせ
- 退職代行の実行
- 退職の完了
LINEやメールで相談
ほとんどの退職代行は相談無料。
24時間365日対応のところもあり。
料金の支払い
現金振り込みかクレジットカードで支払い。
打ち合わせ
退職の日時などの打合せもLINEやメールでOK
退職代行の実行
退職代行のスタッフがあなたの意思を会社に伝えます。
あなたが会社と連絡を取る必要は一切なし。
退職の完了
退職代行からの報告を受けて退職完了。
退職後の相談や転職サポートのある所も多いです。
退職代行のメリット・デメリット
退職代行のメリット
100%退職できる
退職代行を使えば100%退職できます。
第627条
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
退職する権利は法律で決まっているので、たとえどんなブラック企業でも100%退職できます。
「1か月前に申し出る」などよくある会社の就業規則は、法律的にはまったく無意味。
即日退職できる
民法では申し出の2週間後に退職できるとあります。
有給休暇を消化して即日で退職することが可能です。
会社の人間に会わなくて済む
退職代行サービスを利用すれば、会社とは一切連絡を取る必要なし。
会社からの電話に出る必要もありません。
退職代行のデメリット
料金がかかる
退職代行サービスの費用は、だいたい3万円から5万円です。
自分1人で会社に申し出れば、費用はもちろんゼロです。
悪質業者もいる
退職代行サービスには悪徳業者もいます。
退職代行選びは慎重に
まとめ
退職代行とは、辞めたくてもなかなか辞められずに、苦しんでいる人を助けるためのサービスです。
一度きりの人生です。
今の会社で働いている意味はありますか?
引き留められて残っても良いことないですよ。
迷っているなら退職代行に相談してみましょう。