退職代行を使いたいけど非常識なのかな?
ブラック企業で管理職をしていた私が解説します。
退職代行を使う人が最近増えていますね。その一方で、非常識だとかクズだとかいう人もいます。
結論から言えば、まったくそんなことを気にする必要はありません。
辞めるかどうかは個人の問題であって、他人がどうこう言うことではないのです。
大きなお世話ですね。
退職を言いやすいような環境の職場であれば、そもそも悩んだりしないです。
退職を言い出せなくて悩んでいる方は、退職代行を使ってすぐにやめた方がいいかもしれません。
人生の時間は有限です。
悩んでいる時間がもったいないですよ。

この記事を書いている私はブラック企業で10年以上働いていました。
よく知られている上場企業です。
パワハラされる方も、する方も経験
残業は毎月100時間以上。
毎日軽いうつ状態。
体を壊して辞めました。
今はフリーターですが、ストレスはゼロ!
会社員時代より幸せに暮らしています。
- 退職を言い出せない
- 上司と話したくない
- もう会社に行きたくない
- 退職の手続きがめんどくさい
- 退職を引き延ばされている
この記事は、ブラック企業で管理職をしていた私の体験をもとに書いています。
考え方は人それぞれですが、誰かのお役に立てれば幸いです。
- 退職代行を使うのはクズではない
- 病気になっては意味がない
- 人にどう思われようと関係ない
退職代行を使ってもクズではない理由

病気になるよりもマシ
ストレスで精神的に病んでしまうくらいなら、退職代行を使ってすぐに退職しましょう。
うつ病になる人はもともと真面目なので、仕事に対して責任を感じてしまい辞められないのです。
会社側は個人の気持ちなどは考えていません。
厳しいことを言うと、あなたの代わりはいくらでもいます。
会社とはそういうものなのです。
病気になっても会社は責任を取ってくれません。
体を壊す前に早く次の人生に進むべきです
仮にあなたが辞めたら周りの人間の負担が増えるかもしれません。
しかし、その人たちがどう思っても気にすることはないですよ。
文句を言う人たちは必ずいます。
みんな逆の立場だったら同じことを考えるものです。
人手不足で困る・周りに迷惑がかかるというのは会社側の責任であってあなたの責任ではありません。
ブラック企業は退職しにくい
- いつもギリギリの人数でやっている
- 体育会系の社風で上司の言うことは絶対
- 退職の話をしても相手にしてもらえない
- そもそも退職させないのは違法
退職しにくい環境なのはブラック企業の特徴です
そんな会社の人間から、クズだとか非常識だとか思われたとしても関係ないです。
退職代行を使うメリットとデメリット

- 上司と話をしなくてすむ
- 感情的に揉めることがない
- 即日で退職することも可能
- 有給休暇を消化できる
- 100%退職できる
- バックレより退職代行の方がよっぽどマシ
上司と話をしなくてすむ
上司がパワハラをしてくる場合、その上司と話し合うのが苦痛です。
ブラック企業だとまったく相手にされないこともあります。
退職代行を使えば本人が会社と話さなくても退職可能。
退職を言い出せない場合などに便利です。
感情的に揉めることがない
良好な関係だった上司でも、辞めるというと感情的になる人もいます。
感情的にこじれて退職できない場合もあります。
即日で退職することも可能
「もう明日から会社に行きたくない」そんな時でも、退職代行を使えば即日で退職することも可能です。
退職代行には「24時間365日対応」している業者が多くあります。
退職代行に相談したその日から会社に行かなくても退職できます。
民法627条により会社の就業規則よりも法律の方が優先されています。
バックレより退職代行の方がよっぽどマシ
うつ病になってある日突然会社に来なくなってしまう人がいます。
そのまま音信不通になってしまう、バックレというやつですね。
これだと会社に迷惑がかかります。
- バックレるなら退職代行を使いましょう
- 会社を辞めるのは労働者の権利です
- 逃げるのではなく卒業すると考えましょう
- そのための手段として退職代行を使えばいいのです
- 会社の上司と話し合って精神的に疲れる必要はありません
有給休暇を消化できる
退職するときに有給休暇を消化できないことがあります。
うやむやにされてしまうことも多いです。
退職代行なら有給休暇の消化や、未払いの残業代なども請求できます。
100%退職できる
どこの退職代行サービスでも100%退職を保証しています。
全額返金保証もあり。
特にブラック企業の場合は、始めから退職代行に頼んでしまった方が確実です。
私の勤めていた会社でも辞める人間をみんなで引き留めていました。
ただ単に自分たちの仕事が増えてしまうからです。
その人の人生なんて誰も考えていません。
- 料金がかかる
- 悪質な業者もいる
料金がかかる
退職代行はもちろんタダではありません。
料金もピンからキリまであります。
お金を払うくらいなら自分で言うという方は、それがいいでしょう。
悪質な業者もいる
退職代行サービスの中には悪質な業者もいます。
実際にトラブルになっている事例も少なくありません。
退職代行サービスは慎重に選びましょう。
一番確実なのは弁護士の退職代行です。
退職代行の利用方法
- LINEやメールで無料相談
- 申し込み・料金の支払い
- 退職代行から会社に連絡
- 退職完了
LINEやメールで無料相談
LINEやメール、電話などで相談します。
サービスを利用する前に、納得のいくまで質問をしてから決めましょう。
申し込み・料金の支払い
依頼を決めたら料金を支払います。
支払い方法は銀行振込かクレジットカード
業者によっては後払いも可能。
退職代行から会社に連絡
入金が確認出来たら退職代行から会社に退職の連絡を入れます。
あなたは何もする必要はありません。
退職代行からの連絡を待つだけです。
退職代行サービスの選び方
退職代行の種類は3タイプ
退職代行サービスは大きく弁護士、労働組合、それ以外が行うものの3つに分類される。
この3つは基本的に退職の意思を会社に伝えることに変わりはないが、弁護士や労働組合が行う退職代行サービスではこれとは別に会社との交渉が法律によって認められている。
会社と交渉できることによって、有給休暇消化の申請、退職金の支払い請求、未払い給与や残業代の支払い請求、退職日の設定など行うことができる。
退職代行の種類
退職代行の種類は大きく分けて3つ
- 民間の退職代行サービス
(株式会社などが運営) - 労働組合が運営する退職代行サービス
- 弁護士事務所が運営する退職代行サービス
それぞれ料金やサービス内容が違っています。
自分に合った退職代行サービスを選ぶことが大切です。
まとめ

自分ひとりで悩んでいると、病気になるかもしれません。
退職代行を使った方が、結果的に円満退社になることもあります。
なにより大切なのは、人生の時間をムダにしないことです。